保育の仕事

【辞めてもいいんだよ。】1番辛かった職場の話

 

保育の仕事が好き!

子どもたちの笑顔が好き! 

この気持ちがあるから、私は今も保育士を続けることができています。

 

妊娠出産、育児を経験し

親の立場になって初めて見えてきたこともあります。

 

いつになっても気づきや発見があるんです。

保育士って奥が深い!

大好きな仕事です

 

そんな私ですが、過去に勤めた保育園で

 

心が壊れる寸前まで追い詰められた経験

があります。

 

今回はその時のお話です。

 

出会ってしまったブラック保育園

 

もう10年近く前の話ですが、

新卒から丸4年勤めた保育園を退職し、

心機一転、新たな保育園に採用され、働くことになりました。

 

どうせ職場を変えるなら、ちょっとでも条件の良い保育園がいいな…!

と思って見つけた求人票には

 

・前職場より給料が1万高い

・ボーナス3.5ヶ月分

・実働7時間(休憩1時間)

・60名定員の認可保育園

・2年目から正規雇用

・残業なし

↑こんな風に記載されていました。

 

唯一不安に思ったのが、保育園が自宅マンションからかなり離れた場所にあったこと。

地下鉄とバスで片道50分の通勤時間でした。

けっこうかかるよなぁ…

でも他の条件は良いし…よし、頑張るかー!

とまぁ若かったのもあり、「為せば成る」の精神で安易に踏み出してしまった当時の私ですが

 

最初に感じた不安は現実のものとなってしまい、

この通勤の不便さに

退職するまでの3ヶ月間、悩まされることになるのでした…(涙)

 

実働9時間休憩なし

 

ドキドキしながら迎えた勤務初日、

休憩がありませんでした。

 

この園では午睡時間=保育士の休憩とみなされており

午睡(12:30〜14:30)の間に

・連絡ノート5〜6冊記入

・子ども用トイレの掃除

・午前中に使った玩具の消毒

↑これらを行なっていました。

 

私の担当は2歳児クラスでしたが、

お部屋は1歳児クラスと合同というスタイル。

 

暗黙の了解で1歳児のフォローもしなければならず、

自分のクラスの子どもたちがせっかく寝入っても

1歳児が泣いていたり、眠れない子がいればフォローに入る為

連絡ノートをゆっくり記入できる日はほぼほぼありませんでした。

 

14時前後には起きてしまう子が何人かいるので、

必死に連絡ノートを書き

音を立てないように、静かに子ども用トイレの掃除をし

玩具の消毒をし(なぜか1歳児クラスのも頼まれたりする…)

子どもが早く起きてしまい、トントンしたり抱っこしても再入眠できなければ

連絡ノートも掃除も玩具消毒も強制終了。

※連絡ノートは最優先で終わらせていたので、「まだ未記入のノートがある…!」なんて事態だけはないようにしていました。

1番ひと息つきたいはずの時間

1番ストレスに感じ、神経を衰弱させる辛い時間になっていました。

 

「あれ…?休憩1時間って求人には書いていたのにな…」

とかなり戸惑いながらも

初日は9時出勤だったので、なんとか17時になり、勤務終了…!

 

 

とは

なりませんでした…(涙)

 

 

先生、今年度から勤務時間が9時〜18時になったの。

 

 

…え?

いやそれ、全く聞いてないです…。

 

休憩なしで疲れ切り、やっと上がれると思っていた私は

契約当初の労働条件との、あまりの違いに

勤務1日目にして、(やばい、この園おかしい)と軽くパニックに…

でもこれは、ほんの序の口に過ぎませんでした。

 

残業なし、ではなかった

 

18時になり、やっと保育室を出た私。

 

今日はすぐ帰ろう。とにかく疲れた…

そう思いながら職員室に入ると

 

 

私よりずっと早く上がった先生たちが、全員居ました。

 

誰一人帰っていないんです。

 

 

思わずポカーーン…としていると、

「19時まで好きに仕事できるから!」

「子どもたちの児童票とか、今までの記録とか、ゆっくり見れるからね(にっこり」

 

と、ベテランの先生が平然と言ってきたんです。

その時は

「え?今日って特別にみんな残ってるの?」

「それとも19時から何かあるの?」

と訳がわからなかったのですが、この保育園には

・園長の勤務時間が7時〜19時。

なので保育士も残り、19時になったら全員一緒に保育園を出ましょう。

という暗黙のルールが存在しました。

 

さらに、

・書き物も作り物も持ち帰り禁止。

・午睡時間=休憩時間

・なので勤務終了後、各自19時まで自由に事務時間とってね。

あくまで残業ではないからね。

という

やばいルールが当たり前に成り立っている園でした。

【早早番】7時〜16時→19時まで

【早番】8時〜17時→19時まで

【中番】9時〜18時→19時まで

【遅番】10時〜19時

 

↑こんな感じで、時間通り勤務できるのは10時〜19時の遅番の日のみ。

当然「残業ではない」ので、超勤手当は一切なし

そして辛かったのは謎の外出禁止

 

19時になる頃には、いつもお腹ペコペコでした。

 

 

「私、とんでもないところに来てしまった…!」

 

今振り返っても、人生でここまで後悔したことはない!って思うくらい、この園に来たことを後悔した私。

 

そして次の日は早番だったのですが(眠かったなぁ)、またしてもショックな出来事が起こります…

 

 

早番の日のタクシー代が…

 

冒頭で書いた通り、当時住んでいたマンションから保育園まではかなり遠く

始発の地下鉄に乗っても早番に間に合わない

タクシーを利用するしかありませんでした。

料金はいつも大体2500円〜2700円程。

早番は月に数回あるので、1ヶ月1万円前後はタクシー代がかかりました。

 

 

なのに、園からは1円の補助ももらえませんでした。

 

面接の時、しっかり確認すれば良かったのかもしれませんが…

友達の働いている保育園では、早番の回数だけタクシーチケットが支給されたり

領収書を渡せば翌月の給料に振り込んでもらえると聞いていたので

まさか1円も園から出ないなんて、

思ってもいなかった(涙)

※当時もっとちゃんと掛け合えば、早番の回数を減らしてもらったり、一部補助してもらうなど

もしかしたら対応してくれたのかな?とも思うのですが

今となってはもう、どうでもいいです…(涙)

 

時間もお金もない…

 

こんな感じで、仕事の日は丸1日と言っていいくらい保育園に拘束されていたので

休みの日は疲れ切って、ほとんど寝込んでいました

残業代も出ない、タクシー代のせいで給料日が来てもほぼマイナス。

1ヶ月、2ヶ月と経っていくうちに

何のために働いているのか、全くわからなくなりました。

 

相談できる同期もいない。

私が全く理解できないことが、他の先生たちにとっては当たり前。

 

普段の保育では、1歳児のフォローがちょっとでも疎かになると

先生さぁ、今そっち(2歳児)は手が足りてるんだから、ちょっとはこっち見てくれる!?

と、1歳児の先生から理不尽に怒られる日々。

子どもたちは可愛いのに

それ以上に自分自身の気持ちがどうしようもなく辛くなり

 

ある日、もうダメだと感じた出来事がありました。

 

涙が止まらない

 

それは仕事帰りのある日、最寄駅に着いて自宅に向かって歩いていた時のこと。

時間はいつも通り20時半を過ぎており、真っ暗でした。

いつも真っ暗な帰り道だな。仕事帰りに夕焼けを見たの、いつだっけ?

明日は早番だから、あと3時間後には寝なきゃいけない

あと10時間後には、また家を出なきゃいけないんだ…

 

家に向かっているはずなのに、明日保育園に出勤する為に歩いているようで

急に絶望感がこみあげてきて

私はそのまま

涙が止まらなくなりました。

 

歩きながら、人目も気にせず

涙をボロボロこぼしながら歩いていました

 

あの時頬を伝った涙の冷たさは、今でも忘れられないなぁ…

 

帰ってからもワンワン泣きました。

こんな気持ちで子どもたちに会えない。

エプロンも見たくない、着たくない。

 

テレビから聴こえる笑い声が辛くて

もうずっと前からつけることができませんでした。

「子どもたちの為に、頑張らなきゃいけない。」

「親にも心配かけたくない。」

「せめて今年度いっぱいは耐えよう。」

 

自分で自分に言い聞かせてなんとか踏ん張っていましたが、心も体も、もう限界でした。

 

地獄のような、長い3ヶ月間

 

自分の限界を感じ、翌日には園長に伝えました。

「今年度いっぱいとは言わないから、あと1ヶ月頑張れないか」と言われましたが

 

「今月末で辞めます」と伝え、私のブラック保育園での3ヶ月間は終わりました。

 

たった3ヶ月。

情けないと思う方もいるかもしれません。

ですがこの3ヶ月間、私は毎朝5時に起き

休憩もないまま帰宅は20時半過ぎ、21時過ぎ。

急いでご飯を作って食べ、シャワーを浴びるのですが

どう頑張ってもあっという間に23時を回ってしまいます。

 

朝起きてからは

とにかく1日が長くて長くて、分かり合える仲間もおらず

本当に孤独でした。

よそ者には到底理解しがたい、独自のルールが

あの保育園ではまかり通っていました。

 

まだまだありえないことは沢山あったのですが

とにかく私の人生において

果てしなく長い、地獄の3ヶ月間でした。

 

 

私が伝えたいこと

 

今これを読んでいて

当時の私と同じように

仕事が辛い」「限界かもしれない

と感じている方がいたら

 

今の職場、辞めましょう!

もうこれは、声を大にして言わせて下さい。

 

心を病んでまで働く必要、全くないですからね!

 

そもそも保育士は毎日子どもと関わり

日々の成長を見守りサポートしていく、大事な役割を担っています。

 

あの頃の私は、胸を張って

「保育士です!」とは言えなかった。

こんな辛い気持ちを内に秘めたまま、子どもたちと関わってはダメだと思ったんです。

 

その後の私

 

ブラック保育園を退職した私は

保育士の仕事を半年ほど離れ、別の職種で働きましたが、

結局1年程で、保育士に戻りました。

 

 

今働いている保育園は、人間関係も良く

毎日子どもたちの可愛い姿、成長した姿を共有し、

心から笑い合いながら働くことができています! 

 

世の中には色々な保育園、色々な職場がありますが

ブラックな保育園、ブラックな職場は残念ながらどこにでも潜んでいます。

できるなら出会わないようにしたいですね。

どんなに条件の良い求人を見つけても、実際は大きく異なっている場合もあるんだと

身をもって経験した話でした。

 

新しい職場を探す際は、くれぐれも私のようにならないよう

気をつけて下さいね!

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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ABOUT ME
はちみつこ
30代前半、食いしん坊ワーママ。 長男が自閉症スペクトラムと診断され、記録がてらブログを始めたところ色々書き綴りたくなり、雑記ブログになりました。 実践すればちょっとだけラッキーになりそうな記事も執筆しています!